-
【イリス】
「……ひっ」
魔女から感じた微かな魔力が鎮まる。
そして、怯えた様子でその場にうずくまってしまう。
【リア】
「やはり銃か。あまりトラウマを刺激してやりたくはないが、これは自業自得だと思え」
読みが当たったリアは機嫌が良いのか、こちらを見て笑みを浮かべる。
【リア】
「やってしまえ、ヴィルフリート。こちらも策通りに動く」
【ヴィルフリート】
「ああ、任せたぞ」
俺はうずくまったままの魔女に歩み寄り、父上より教わった技を仕掛けにかかる。
【ヴィルフリート】
「覚悟を決めろ、貴様は今から俺にたらし込まれる!」
【イリス】
「…………!」