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行為を始めて間もないのに、この感度か。
元より敏感な体質なのかもしれないな。
加えて、この状況が彼女を煽っていることも確かだ。
【ヴィルフリート】
「誰かに気付かれるかもしれぬと考えたか」
【フィーネ】
「っ…………ぅ……それは……こんなこと……」
【フィーネ】
「うぅ……は、恥ずかしいです……」
【ヴィルフリート】
「羞恥心は時として興奮を煽る材料となる。よく分かっているようだな」
【フィーネ】
「そ、そんな…………んっ……うぅ……」
熱の籠もった吐息を漏らしながら、従者が太ももを擦り合わせた。
そんな彼女の様子を見て、俺はわざとらしくも、淫靡な水音を響かせてやる。
【フィーネ】
「ひうぅっ……お、音……やだっ……あっ……!」
【フィーネ】
「どうして……こんなこと、されたことないのに……んぁっ……ひっ……ぁ……」