乙女恋心プリスター

メイド

レディースアンドジェントルメンども、お初にお目にかかります……メイドです。
上から読んでも下から読んでも完膚無きまでのメイドです。覚えやすさ抜群の精神ですね。

リンキー

まきょっきょ（否定の横首振り）

メイド

その首振りは、理解に苦しむと言いたいわけですか、リンキー。
なら、今回の舞台設置は貴方一人でやりなさい。

リンキー

ま、まきょっ！？

メイド

ここをご覧になっているレディースアンドジェントルメンどもに、わかりやすく説明いたしますと
『乙女恋心プリスターでっきるかな！』の舞台設置は、私ども二人でおこなっております。
ゲストの手配も完璧です。姫様のお手を煩わすことは皆無の精神ですね。

リンキー

まきょ－！（敬礼）

メイド

質問メールもプリントして、姫様に読みやすいようフリガナをつけているのは、私どもです。
リンキーに人語を書記する能力があるかは、かなりのグレーゾーンですけれども。

リンキー

まきょ～……（申し訳なさそう）

メイド

そこで今回は、実に興味深い質問メールが届いていたいようなので、独断と偏見と個人裁量により姫様がいらっしゃる前に姫様の健康と成長とその他総てを管理するメイドであるメイドがお答えすることにしました。異議はうけつけません、ではご紹介しましょう……

メイド

……実に興味深いですね、ふふふふっ

くしゃくしゃくしゃくしゃ――ぽいっ

リンキー

ま、まきょっ！？

メイド

何を驚いているのですか、リンキー？
この様な質問に真面目に答える姫様の顔は見てみたいですが、
ナカジマ様が付け上がるのは、私的に不条理ですので忘却しただけです。

リンキー

ま、まきょ～……

メイド

至極当然の結果でしたが、くれぐれも姫様には内緒ですよ。
しー……の精神です。

リンキー

まきょ（敬礼）

メイド

問題も解決したところでゲストを引き連れてくることにしましょう。
今回はサモンディレクターをゲストに呼ぶように言われていますので
不本意ですが、交渉に行ってまいります。ではシーユー

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

『乙女恋心（おとめれんしん）プリスターでっきるっかな』の始まりじゃ！
コーナーが始まったからといって、本当にできるのか軽く疑問することを忘れてはダメじゃぞ！

ハムヤマ

もるーっ！　もるもーる！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

今回は、ハムヤマを抱っこしておる。
前回、セネアが言っておった通り、ふかふかしておるぞ！

ハムヤマ

もるも～る～♪

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

何？　いつもと変わらんじゃと？
ならば今回は特別に、妾の全身を見せてくれる。
これが妾とハムヤマの真の姿じゃ！！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

だいたいこんな感じじゃ。重くないから、持ち運びは楽ちんちんじゃ！

ハムヤマ

もるもる～

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

前回のお皿洗いも終わったところで、今回のゲストを紹介するとしようかのう。
今回はサモンディレクターに質問する回じゃから、ナカジマを呼んだぞ。出てくるのじゃ！

メイド

ただいまご紹介に預かりましたメイドです。以後お見知りおきを

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

お主は呼んでおらんぞ！？
流石に予想外過ぎて、ビックリしたぞ……！？

メイド

ビックリした姫様も可愛いので、私的には無問題です。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

全然問題ありじゃろう、なぜメイドがここにおる？

メイド

私は姫様のネバーエンディングストーカーですが？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

うむ、実に壮大じゃな……そんなことをさらっと言うな！
ナカジマはどうしたのかと聞いておるのじゃ！

メイド

はい。プリスターだけでお腹いっぱいな中、男性をゲストに呼んでも誰も喜びませんので……
ナカジマ様は不慮の事故にあわれてしまいました、完。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ゲームができる前に昇天してしまったのか、ナカジマーー！？

メイド

いえいえ、それでは困りますので、手加減はしておきました。
今頃は下剤の効果でトイレとランデブー中……
これでしばらくは姫様に近づくこともできないでしょう、ふっ。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ふむ、そうか手加減してくれたか――はっ！？

犯人はメイドじゃー！！

メイド

その鋭すぎる洞察力と推理力、名探偵も脱帽ものだと判断します。
さすが姫様……ハァ、素晴らしいです。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

う～む、昔からメイドに褒められても、嬉しくなれんのはなぜじゃ？
妾自身の手柄で褒められておる気が全くせん。

メイド

……気のせいです。賢者のごとき姫様の思考連結パターンが超常を更に超えて天の高みを貫いた結果なのです。ですから姫様は輝かしい知性と実行力を持つカリスマとして君臨し前進することが必要になるのです（断定）。結論を急ぎ申し上げますと“姫様ブラボレーション”です。以上です。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

う、うむ、よくわからんが褒められておるのか？
メイドの早口には、いつもついていけぬからな～……。

メイド

……ほっ

ハムヤマ

もるもるも～る、もるもる？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

うむ、ハムヤマの言うとおりじゃな。ナカジマが来れんのでは、
『サモンディレクターに質問できるかな』が進行できぬぞ。

メイド

実を申しますと、コーナー維持のためにゲーム内容の解説を行っていただきたいのですが、
質問メールが少々溜まってしまい、さらに重複した内容のものもあるのです。
そこで今回は趣向を変えて、前回の続きという形を取ろうかと思います。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

プリスターに関しての質問に全部答えていくのか？

メイド

ご明察です。まあ、かなりカオスなコーナーになる予感がしてきたので、
第２回目にして早くも状況整理に入った言い訳ですが。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

よいよいぞ、言い訳結構じゃ！
せっかく質問してくれておるのじゃ、答えなければ損じゃ、損！

メイド

姫様の寛大な心に、涙がチョチョギレそうです。
これで冒頭の前振りが無駄にならずに済みました。

ハムヤマ

もるもるー！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ハムヤマもやる気じゃな、では質問回答コーナーの始まりじゃ！！

メイド

まずはハムヤマ様関連の質問から、お答えしていただきましょう。
姫様、よろしくお願いします。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ふむ、変な所に目をつける奴じゃな。全く気にしたこともなかったぞ。
確かに見ようによっては、柔らかい餅に見えんことはないがのう……じゅるり。

ハムヤマ

もる～？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

試しにちょっと伸ばしてみるか！

ハムヤマ

も、もる～！！！？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

普通じゃった……実に普通に柔らかい感触じゃった。
ゴムのように伸びるのを期待しておったのに……ハムヤマ、お主にはがっかりじゃ。

ハムヤマ

も、もる～……（落胆モード）
もる～……もるもるもるもるもる！！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

何？　明日から本気出すじゃと！？
うむ、それは良い心がけじゃ。妾も協力するぞ！
では答えは、本気を出せば世界一周も夢では無いということにしておこう！

ハムヤマ

も、もるっ！？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

妾はやはり、ハムヤマが一番おいしそうに見えるのう……じゅるり。

ハムヤマ

もるもる？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

しかし世界には、女の数だけプリスターがおる。
まだ見ぬプリスターは、うまそうに見えるかもしれん。
今度ナカジマに連れて行ってもらうとするかのう、ぬははははっ！

メイド

次はハムヤマ様と、某メタモルゲームの主人公を混同していらっしゃる質問です。
質問内容の中にネタバレなどを含むものがあったので、
文章を多少加工してあるものがあります。ご了承ください。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

“えっちぃ～事”とはどんなことじゃ？
ちょっとスコカッチャ語で説明してみてくれ。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ふむ、何が望みなのかよくわからん質問じゃな。
しかし『マホウ』を手に入れれば、何でもできるようになるという話じゃ。
前進しておれば、いずれ望みは叶うのではないか、ぬははははっ！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

うむ、とりあえず、あれじゃ、“ハムヤマ”と“アレな珍獣”は違うぞ。
似て非なる者……お、何か格好良いこと言ったのではないか、妾？

ハムヤマ

もるもるもーる！！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ハムヤマも背中にチャックなど着いてないと、お怒りじゃ。
あと、『マヨネーズあんぱん』は食べものとして認めん……妾がじゃが。

ハムヤマ

も、もるもるっ！？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

最後の質問だけメタモル的なものではないな。
ではこれは“本気と書いてネタバレと読む”で答えるぞ！
プリスターはいっぱい出るぞ、キャラクターページの更新を待つのじゃ！！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

お、恐ろしい質問をしてくる奴じゃな、
ビックリした拍子にピー音ボタンを押してしまったぞ。

メイド

英断でございます、姫様。危うく、
『でっきるっかな！』が『作らせてもらえるのかな？』に変わるところでした。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

しかし食べ物関係の質問が続くのう。皆、腹が減っておるのか？

ハムヤマ

もる～、も～る～……（ぐぅ～……）

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

なんじゃ、ハムヤマもお腹が減ったのか？
じゃが今は何も持っておらんから、絶食じゃ。少しは痩せるじゃろう。

ハムヤマ

もるー……！？（ショック）

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

プリスターは妾たちと同じものも食べられるが、『プリスター専用お菓子』などもあるのじゃ。
さらに『プリスター専用アクセサリー』というオシャレアイテムも販売しておるぞ。
色々考えるものじゃな～、商魂たくましいぞ！

メイド

以下の２つの質問は、今回のゲストがナカジマ様と思い送っていただいた様ですので、
この質問に関しましては、後日ナカジマ様を笑いものにする用に使用しましょう。
そんな訳ですので、今回は姫様単体での反応をお楽しみください。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

“ほわいとでえ”とは何じゃ？　白くなるのかのう。
ハムヤマは何か知っておるか？

ハムヤマ

もる？

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

『ナカジマに問い質せ』と書いてあるところを見るに、ナカジマが白くなるのか？
それとも“白い”ものを“でえ”っと出すのかのう？
よし、これは何が何でも聞いてみるとしよう！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ふむ、ナカジマの鼻血はなぜ出るのだろうな？
妾が『水浴びしたい』と言っただけで、ドバドバ垂れ流しおる。
危なっかしいので、妾が指で栓をしておるのじゃが、全く治る気配がないのじゃ。

メイド

姫様のお優しさを棒に振るのですから、“棒状の何か”でも詰めておけばよろしいかと。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

確かに何でもよいから詰めておけば、鼻血は出らんであろうな。
うむ、今度試してみよう。きっとせき止められるはずじゃ。

メイド

最後に姫様ご自身への質問メールです。
熱いお答えを期待しています。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

一言、言っておこう……

妾は淫乱ではないぞーーーー！！！

ハムヤマ

もるもるもるーー！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

お主らがどれだけピンク色に騙されてきたかは知らんが、妾は新感覚ピンク色じゃ！！

確かめたかったら、ゲーム完成を待てい！！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

…………………………

メイド

…………………………

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

ふん！　くしゃくしゃくしゃくしゃ――ぽ～いっ

妾は発展途上じゃ－、遅めの育ちざかりなだけじゃーー！！

メイド

英断でございます、姫様。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

これで終わりなのか、メイド？

メイド

はい、マホウ少女関係以外の質問はほぼ総てお答えいただきました、ご立派です、姫様。
……ハァ、本当に期待通りの甘い傍若無人ぶりで、私的に大満足です。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

うむ、予定とは違う形になったが、疑問に答えるのは大事なことじゃ。
これから違うテーマに移行する前は、色々と答える形にするとしよう。

メイド

素晴らしい案です。早速次回からは、そのように舞台を設置いたします。

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

うむ、では今回はこれまでじゃ。女王宮に帰るとするかのう――
ん、何じゃ、質問メールのプリントが一枚落ちておるぞ？

メイド

……あっ

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

……………………………………………………おぅ？　ナカジマをどう想っておるか？　おう？

メイド

姫様、それ以上口を開いてはいけません、主に私の精神衛生上の都合で！！

姫様（セルフィ　マリアン　ジュリエッタ）

そう言えば、揉んでもらうと乳が大きくなるという伝説があったような――
ナカジマに……揉んで、もらうか？

メイド

姫様がご乱心！！？

リンキー

まきょ～

次回　第３回目
【サモンディレクターに質問でっきるっかな！　その１】

今回はミッション失敗……そもそも１回の更新で、語り尽くすことは不可能？
そんな“ワールドワイドな奴”――それがサモンディレクター。
サモンディレクターの謎、少しはわかるかなぁ？