WORLD
物語
強大な力で世に混沌をもたらし、
“破滅の魔導師”と恐れられた主人公・ルシウス。
“英雄”によって討たれ、封印されたルシウスだったが、
千年の時を経て、その眠りから目を覚ました。
目覚めの切っ掛けとなったのは、
軍事力と技術力で大陸を支配する
ノクスヘイム帝国の第一皇女・イレーナ。
彼女の持つ何らかの力が自身を目覚めさせたと感じたルシウスは、
未だ欠けている力と記憶を取り戻し、
より完全な復活を果たすべく、イレーナの力を利用しようとする。
だが、イレーナは皇女そして“英雄”の末裔として、
“破滅の魔導師”には与しないと、ルシウスを拒絶。
力尽くでもイレーナに封印を解かせるべく、ルシウスはイレーナに、
恥辱と快楽で心を暴き支配する儀式――
『尋問調教』を開始する。
何故、千年前のルシウスは“破滅の魔導師”となったのか?
何故、イレーナにルシウスの封印を解く力があるのか?
千年前の魔導師と帝国の皇女。
2人の出会いは多くの人間の思惑を巻き込み、
やがて帝国の秘密をも暴き出していく――。
舞台
ノクスヘイム帝国
大陸の多くを支配する、軍事と技術に長けた巨大な帝国。
銃火器の開発をしているほか、特別な力を持つ結晶『ノクス・クリスタル』を使い、
諸国の追随を許さない技術力で、千年もの間栄えている。
しかしクリスタルの恩恵は、帝国の中心から離れるほど少なくなり、
街の発展速度にも大きく差が生まれてしまっている。
“破滅の魔導師”
帝国の伝承にある、災厄を呼んだ魔導師。
神に選ばれた魔導師のうちの1人だったが、禁忌の方法で強大な力を得ると、
魔導師を2人殺し、国を襲ったのだという。
最後に残った魔導師によって遺跡に封じられ、千年が経った。