【エイレーネ】
「ん……はぁ、優しい、んですね……獣のごとく、貪られるものかと、ふぅ……覚悟していましたが」
【カイト】
「あのな……俺はいつもどんなときも紳士だっての」
【エイレーネ】
「そのようですね……安心っ、しました……んぅっ」
人差し指と中指を彼女の膣中へと滑り込ませた瞬間、彼女の身体がびくりと打ち震えた。
【エイレーネ】
「ぁっ、やっ……はぅっ、ふっ、ぁんっ……」
【エイレーネ】
「んぅ……ところで、はぁ……私の、胸には、ふぅ……触らないのですか?」
【カイト】
「あ……いや、そりゃ、触りたいんだけどさ」
細身の体に不似合いなその豊満な乳房にはさっきから目は釘付けではある。
【エイレーネ】
「触りたいけど?」
【カイト】
「なんかさ、恐れ多いというか……」
【エイレーネ】
「どこまでも、空気をぶち壊しにするのがお好きなようで」
【カイト】
「ぐぅ……いや、でもさ……俺にとってお前さんのおっぱいは特別なんだよ。いろんな意味で……さ」
【エイレーネ】
「はぁ……仕方ありませんね」
――なんて、エイレーネは呟き、俺の手を取った。
【カイト】
「って、エイ、レーネっ?」
【エイレーネ】
「はっ……んんっ……」
【カイト】
「うわ……すごい、エイレーネのおっぱい……」
【エイレーネ】
「そう言ってもらえるなら、あのときに触らせなかった甲斐があるというものです」
手のひらが吸い付くような柔らかな感覚に俺の心の中で枷が外れて、思わず力を込めてしまう。
指が肉の中に吸い込まれ、その柔らかさに手のひらには蕩ける様な気持ちの良さが湧き起こった。