【アモン】
「むっ……」
滑らかな肌を吸い付かせ、女の象徴たる柔肉で俺を挟み込んだ。
性欲にふつふつと滾る肉棒をレムの乳房はふくよかなぬくもりで包み込む。
【レム】
「わふぅ……どうですか師匠……」
【アモン】
「あ、ああ……」
口に出しづらいことをレムは平然と、真面目に問いかける。
【レム】
「師匠……」
【アモン】
「くぅ……」
柔らかすぎず、心地いいと感じられる最大限の柔らかさと抵抗を持った女の乳房。
男として引かれざるを得ないそれが、俺の男を緩やかに締め上げた。
優しくも俺を揺さぶるその締めつけは、問いかけるレムの心情そのものなのだろうか。
【レム】
「これからですから、レム、頑張ります」
求めた答えが得られないことから、レムは認められなかったと乳房を寄せる手に力を込める。
そうして、ゆっくりと身体を上下させ始めた。
【レム】
「ふうぅ、師匠が、レムの胸の間でびくびくしてます、んぅ……」
肌は熱気で張り付く抵抗を引きずりながら擦れ合った。
今まで肉棒に感じたことのない感触に俺の腰は情けなく何度も浮きあがり、乳房の間で暴れる。
ゆったりした動きの隙間に感じるレムの鼓動。
それは自ずからどくどく脈打つ激しい肉棒の脈動と重なっていた。
【レム】
「これは、これは気持ちいいんですよね、師匠」
女の象徴を使って男の象徴を擦り立てながら、レムは悩ましげに喜びを口にした。
男根の動きで表情を変え、献身的に身体を擦りつける姿を見ていると、また頭を撫でてやりたくなる。
【アモン】
「う……ああ……」
口を開けば零れ落ちそうになる情けない吐息をどうにか飲み込んでレムの頭に手を伸ばす。
こんなことをさせている場合ではないんだが……。
振り払う抵抗力はこの僅かな間に、乳房によって削ぎ落とされていた。
【レム】
「わふ……えへへ……レムは、まだまだこんなものじゃないですよ」
頷きだけでなく頭まで撫でられたことで最大の賛辞の受けたとして、レムは一度動きを止めると力を緩めた。
僅かに解放される肉棒、赤黒い先端部が開いた乳房の谷から姿を見せた。