インナーをたくし上げて、柔らかな隙間に差し込んだ。
【セネア】
「んっ!」
深い谷間を下から貫いて、インナーを頭頂部の形に押し上げる。
すべすべとした生地のインナーは、先走りの汁を吸って少しだけ色を変えた。
【セネア】
「んっ、んんっ……! 熱、い……!」
胸に僕の熱を感じてセネアさんが軽く震えた。
僕も、久しぶりに感じる性器への快楽に膝が震えている。
【タカシ】
「横から、胸、押さえてもらえますか?」
【セネア】
「こ、こう、か?」
【タカシ】
「はいっ……」
そのままへたり込んでしまいそうなのを堪えて、ゆっくりと腰を動かした。
【タカシ】
「あ、ああぁっ……」
【セネア】
「ふぅあ、これ、は……気持ち、いいのか……?」
【タカシ】
「は、はいっ、想像してたより、ずっとっ」
【セネア】
「そ、想像って……」
【タカシ】
「いや、それは……」
余計なことを口走ってしまったと思いながらも、腰は動き、セネアさんの胸の谷間を味わうことをやめられない。
すべらかで、柔らかな隙間を何度も掻き分け泳ぐ。
突き上げる度にインナーは歪に盛り上がり、下腹部は乳房の下側に当たってセネアさんを揺さぶった。
【セネア】
「あ、うっ……」
漏れ聞こえる甘い声。
【セネア】
「胸が、熱くて、ぬるぬる、して……んんっ」
言葉どおり、溢れて止まることを知らない先走りは、胸の谷間を、まるでここが秘部であるようにどろどろにしていた。
体内を泳いでいるような潤滑と密閉間。
堪えようと思っても、声を抑えることが出来ない。
【タカシ】
「うあぁ、あぁっ……」
僕が知る最も柔らかなものに包まれ、締め付けられる感覚。
中と違ってどこまでも柔らかく、ざらつきのない肌のすべらかさに、自然と腰の動きは速度を増す。
気がつけば、セネアさんの中を出入りするような速さで、胸の谷間を貪っていた。